『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』に学ぶ、働きながら本を読むコツ

自己啓発

🤔 最近読書されてますか?

みなさんは読みたい本があるのに、仕事や家庭が忙しく、なかなか読めない方が多いのではないかと思ってます。

昔は、あんなに読書が好きだったのに

ついついスマホばかり見てしまう

そんな声も聞こえてきます。

それでは、なぜ働いていると読書ができないのでしょうか

📕 仕事以外の文脈を取り入れる余裕がない

働いていると本が読めない理由は、

仕事以外の文脈を取り入れる余裕がないからです。

書籍にはこうあります。

自分から離れたところにある文脈を、ノイズだと思ってしまう。そのノイズを頭に入れる余裕がない。自分に関係のあるものばかり求めてしまう。それは、余裕のなさゆえである。だから私たちは、働いていると本が読めない

三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』234ページ

なんとなく、心当たりありませんか?

例えば、ITエンジニアであれば専門技術書を読みますし、マーケティングの仕事であれば関連の書籍を読みます。

つまり、現代の日本社会は、働いていることに関連する情報以外はノイズ(不要な情報)として捉えてしまうのです

昨今、「タイパ(タイムパフォーマンス)」と呼ばれる、いかに効率よく自分に必要な情報のみ収集できるかに価値を置く人が多いです。

そのため、読書が余分な情報をインプットする行為として拒絶されます

💡 働きながら読書をするヒント

では、働きながら読書をするにはどうすればいいのでしょうか?

書籍にヒントがあります。

しかしこの社会の働き方を、全身ではなく、「半身」に変えることができたら、どうだろうか。半身で「仕事の文脈」を持ち、もう半身は、「別の文脈」を取り入れる余裕ができるはずだ。

三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』234ページ

そう、私が提案している「半身で働く社会」とは、働いていても本が読める社会なのである。仕事だけではないかもしれない。育児や介護、勉強、プライベートの関係。そういったもので忙しくなるとき、私たちは新しい文脈を知ろうとする余裕がなくなる。

三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』234ページ

「半身」とは、全身全霊の反対です。

つまり、それだけに集中しないことです。

日本社会は、古くから「全身全霊」や「猛烈」を評価してきました。

徹夜で資料を仕上げた、毎日長時間労働など。

メンタル壊れますよね…

その生き方をやめて、「半身」で生きることにより、新しい文脈を取り入れる余裕ができるので読書をする余裕が出てきます

☘️ 【実践】働きながら読書をするコツ

それでは、働きながら読書をする具体的なコツをお伝えします。

ipadを購入

→紙の本より、隙間時間で読むことに適しています。余計なアプリケーションを入れずに読書用として購入するといいかもです。

帰宅途中のカフェ読書を習慣にする

→仕事の時間と趣味の時間を明確に線引きできます。

書店に足を運ぶ

→実際、書店に行くと気になるジャンルの本が必ずあります。気分も上がります。

無理をしない

→本が読めなくなったとき、素直に休みましょう。「なんで本が読めないのだろう😭」と、自分を責めずに一度休んで、また読みたくなった時に読めばいいのです😊

もし、ご参考になるものあれば実践してみてください🙇

📗 【まとめ】頑張りすぎず、心に余裕を

読書を不要な情報と割り切らず、心に余裕をもち「半身」で働くことが、

働きながら読書をする近道かもしれません。

無理に頑張りすぎず、肩の力を抜いて、たまにはカフェでゆったり読書しませんか

少しでも参考になればレビュー頂けますと幸いです🌟

記事執筆の励みになります!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇

参考図書:三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

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